自分史、電子書籍、素人さんへの警告チラシ

自分史書き方何でも相談と電子書籍出版及び警告チラシ

山の辺書房 自分史書き方ガイド連載11回、その他

連載第11回  
料理人の気持ちになって!
『復刻版つづき』

●さて、材料も揃ってきた。次は「この材料をいかに調理どうするか……」
――まな板に乗った具材を吟味する楽しいひとときだ。各区切りの中に詰まっている体験、出来事を、ひとまず箇条書きにし、充分それを検討してみる。
(このとき、どれもこれも書きたい気持ちを抑えること)その中で、「どうしてもこれだけは書きたい」と思うものを一つ選びだす。
 前述の場合だと、水泳上手、つまり、「○○川のカッパ」というように。つまり、主人公の少年時代は村一番の水泳上手だったことをその区切りのメインテーマとする。



●このようにして、各ブロックの中心テーマ、大黒柱を必要な本数だけ建てる。泳ぐという中心テーマの関連として、魚をつかむことが得意だったことも書ける。同様に、ある日、友達がおぼれそうになったこと、それを得意の泳ぎで助けたこと、その助けた友人が今はどこそこの社長になっている……など、一本の中心的小見出しの大黒柱を個々の区切りの中にぶっ建てておいて、そのまわりをぐるぐるまわりながら物語を展開させる。これは書くほうも大変楽だし、読む側も内容がスッキリしているので分かり易い。


●…ここで、書くための心得のようなものを書いておく。参考にしていただきたい。
A、素人さんがお原稿を書こうとするときの心理として、「やるからには上手に書こう」と決意する。――だが、これがイケナイ! 名調子の文章を書こうと考えてもそう簡単に書けるものではない。また、今の時代は、古の美文調はあまりウケないようだ。


B、知らない言葉や難解な漢字は絶対使わない。よく知り尽くしている「自分のことば」で書くこと。すると文章に気取ったところが無く、書き手の真実が不思議と読者にグングン伝わるものだ。特に必要なことは、方言を正直に書く事。ただし、意味不明なものは除く。


C、「こんなこと書いたら笑われるのでは……」などと思わないこと。(多くの場合、当人だけがそう思い込んでいるからだ)


D、なるべく短い文にする。


長い文の例
 「朝起きて寝巻きのまま外へ飛びだすと、ゆうべの激しかった風雨はうそのようにやみ、雲一つない上天気で、村の人々が楽しみにしている年に一度の村祭りのために神様が特別にお与え下さったような、それこそ、透き通るように晴れわたった朝であった。」
これを、次のように書きかえてみる。


短文、スッキリの例…
 「目がさめる。じっとしておれず寝巻きがけで外へ飛びだすと、ゆうべの風雨はやんでいた。早朝の空には雲一つない。すばらしい天気だ。
 今日は村祭り。村の人々が楽しみに待ちわびた日だ。この日のために、神様が特別に与えて下さったような秋晴れだった。」
という具合。


 短く、句読点の句点(。)で文に区切りをつける。読んでいて実によく分かる。 
――(で、)や(と、)(そして、)など、句読点の読点(、)で文をどこまでも引きのばすやり方は、文を書きなれない方々が殆んど例外なくやる方法。これは、よくないことだと思う。


※この方法は、丁度テレビドラマや映画のようにカメラアングルが変わるのと似てる。 こうすることで、観る側(読む者)がストーリーが明確に脳裏に刻み込まれる。理解、イメージが鮮明に又明確に認識できる。それで「さて、次はどうなるのだろう?」と期待を持って貰うことができる。
 これが、【イメージ描写法】だ。

つづく
★★★★★★★★★★★★★★★
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山の辺書房自分史編集室 代表 よしいふみと








山の辺書房 重要チラシ再掲と書き方ガイド

※自費出版警鐘チラシ(再掲)


――――――――――――――――――――――――――――
連載第10回  
ファーストステップ
『復刻版つづき』
●「人生年表」を作る。


A、このような横長の紙を用意する。
B、あなたの眼前に左右に広げる。その紙の右端に生まれた日を書く。
【これが、あなたの自分史スタートラインである】
※この横長の紙は、系図のようなもので、物語のベースだ。つまりは設計図。何事をするにも設計図が完璧でなければ最高の出来にはならない。


●自分史の主人公がこの世に生を享けた日を起点として愈々あなたの人生ドラマがはじまるのである。
生まれた年を大正五年と仮定する。
大正五年…六年…七年…、と一年ごとに10センチほどの間隔を置いて書き込み枠を作る。
こうして年号、年令を書き込んだら、次にこの自分史年表を見ながら、その時々に浮かんでくる懐かしい情景、出来事をお気に入りの事象として年月日の処の空間に書き込んでゆく。このとき、詳細は書かないこと。大事なことは、ほんの見出しだけにすること。

書き込みは明瞭なものを主とし、不明瞭なことは、後で調べる。ここで要注意事項は、好い加減なことは省く。なぜなら、これが重要な設計図であることから、ここで誤差がでたりすると全体のバランスが崩れてしまうからだ。
このようにして、全ての項目に書き込みを終えると、目の前に広げ、自分の足跡を確認する。眺めていると、あの時、あの人と……、と、色んな情景が走馬灯のように去来するはずだ。
しばらくは、楽しいような、懐かしいような、甘酸っぱい感情がふつふつと湧いてくるのを楽しむ。実はこれが脳活性化にいいらしい。



人生年表の利点と使い方
●正確な人生年表をつくることにより、今日までただボンヤリ思いだしていた過去の事象が、急にはっきりしてくる筈である。同時に、前後の位置関係も明確になる。忘れていたことも次々と思いだす。思いだしたら直ちに年表に書いておく。――数日はこのくり返しをしていただく。
こうして段々に、より密度の濃い内容の人生年表に成長する。――これをもとにして、いよいよ作業開始!


【小見出し設定】
●…ところが、まだ、物語を書く段階までには今一つしなければならぬことがある。「小見出しの設定」がそれだ。
小見出し設定とは、完成した人生年表を幾つものブロックに区切ることをいう。例えば、0歳から七歳までを幼年期、八歳から十五歳を少年時代、十六歳から二十五歳までを青春時代、というふうに個々のブロック(一かたまり)をつくる訳だ。


●ブロック分けの基準はこのように年齢区分でなくても結構。区切るのに適当と思える出来事があれば、それを利用すればよい。とに角、細長い人生年表を幾つかのブロックに分割するのである。具体的には、年表に赤鉛筆でタテに線を引いて区切る。


●…こうして区切られた各ブロックがそれぞれ独立した「短編自叙伝的人生の一幕」であるという考え方をする。仮に、タイトル(小見出し)をつけるとすると次のようになる。
 第一区切り……「幼年期」
 第二区切り……「○○川のカッパ」(主人公が泳ぎ上手であった場合)
 第三区切り……「○○ちゃんの想い出」(実は将来妻となる女の子)
 第四区切り……「デート&結婚」
 第五区切り……「ビルマでのこと」(戦争体験)



●…このように、各区切りを読み切り物語のように独立させると、あとで年代順に組立てたとき全体がキリッと引締まる。
………………
♪ここで一寸休憩  コーヒータイム


●懐かしい思い出の場面→脳裏に浮かぶ→当時の音や会話、歌謡曲が聞こえる→更にシーンが広がっていく→又次の関連した情景が出てくる。やがて最初の場面を軸に次々と思い出の連鎖反応が起こる。そうしているうち、これまでボーと霞んでいた色んなことが、あたかも霧がはれるように脳裏に再現される。――この往時に遊ぶ行為には大きな特典があると脳科学者は言う。


●つまりは、過去の楽しかった事を「自分史を書く」という目的で思い出しているわけだが、そのことが脳の血流を促進し更に休んでいた伝達回路も目覚めるということ。老化防止・認知症予防になるというわけだね。これを名付けて【自分史効果】とでも言っておきましょう。


つづく

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山の辺書房 自分史書き方ガイド 連載9回め

連載第9回め  
ものを書く
『復刻版つづき』
●ここで、「書く」ということについて少し考えてみる。「ものを書く・創作する」という行為は、全能動的な作業であるとよくいわれる。能動的とは、その文字の示す通り、こちらから全面的に働きかけることをいう。


●みなさんが、何かを書くために机に向かったとする。そこには原稿用紙なり、又はメモ帳或は日記帳などがある。それらは、無表情でじっと黙したまま白い顔で待機している。誰かが文字を書きこんでくれるのを、只ひたすら待っている。それこそ百%のエネルギーを消費しながら文章を練り、物語の筋を組み立て、それを文字として一字一字丹念に原稿用紙の場合は「マス目」に書き込まねばならぬ。


●これは孤独な作業であり、誰も手伝ってくれない。正直いって何度経験しても決して楽な作業ではない。このことを「産みの苦しみ」という人もいる。 


ものを書くことは大変だ
●こんなことを書くと、「そんなに大変なことだったらヤーメタ」或は、「オレには到底できそうもないなア」と思うかもしれない。そう思われた方は、どうぞ引き続き次を読んでもらいたい。


●確かにものを書くことは大変である。そのための調査も必要。物語の設計図にあたる「構成」という作業もしなければならぬ。また、書く内容によっては空想の世界をつくらねばならぬこともある。これらのことを全て独りでこなさなければならないから大変だ。――結局、多くの場合筆を投げることになる。


●そこで、編集室では、ひとりでも多くの方に、人生の記念碑ともいえる自叙伝、自分史を、なるべく書き手の負担を少なくして作っていただき、素晴らしい出版の喜びを味わっていただくため、可能な限りのお手伝いをさせて頂こうということで、日夜がんばっている次第。


●この方法をご覧になって、順序通り進めて頂くと、どなたでも、さほど苦労せず立派な人生回顧録を完成させることができる。ただ、前述の如く、知的・精神的作業であるため、途中で息切れする場合も考えられる。とに角、やりだしたからには最後までやりとおすという「信念」だけはしっかり心に刻み付けておいて頂きたい。


【具体的な方法】
●日記を書く要領を基本とする。ただ、日記はその殆どが書いた本人だけが理解できればそれでよい。ところが、ミニ出版つまり、自伝となると第三者に読んでもらうのが目的なので、この点、多少の注意が必要だ。文章を書きなれた人でも、つい筆に勢いがつき過ぎて読者への配慮がおろそかになり、なんとも意味不明な文を書いて済ましていることが多い。


●書く方は自分が体験したこと、或は、自分で研究したことだから全て判っている。ところが、読者は何の予備知識もない。にもかかわらず、こんなことまでこと細かく書かなくても判っているだろう……、という思い込みが多分にあり、充分な説明もせずに省略してしまう。読み手はまさに、連想ゲームをしているようなものだ。


●著作物は判じ物ではない。読んでいて書き手の心が温かみをもってずんずん伝わってこなければ本物ではない。系統立てて親切に、第三者が最も理解しやすいように書かねばならない。酒宴での体験談義では本にならない。


●さあ書くぞ!と、構える。すると、幼少の時の事から学生時代、就職、恋愛、結婚、戦争体験、その他色々なことがゴチャゴチャになって頭の中で躍り回る。


●あれも書きたい、これも外せないと書きたいことが一杯で溢れそうになる。これが貴重な材料だ。大切にしなければならない。しかし、いくら素晴らしい出来事・体験でも、ただ思いつくまま書きまくったのでは、書く当人は自分のことだから理解できても、全くの白紙状態の読者は混乱する。


●生原稿拝見しての感想だが、得意満面でわたしのところに原稿を持ち込んでくる。拝見すると、なるほど、個々の事象は可成りよくかけているのだが、その前後関係、環境、ロケーションが全く分からない。あえていうなれば「夢物語」のような感じだ。


●そこで、この数多くの貴重な体験を一冊の本に物語として完成させるため、それぞれの具材をまな板にのせ、構成という名の調理をしなければならない。――この方法は個々人さまざまだが、「さあ、どうぞ」といっても包丁を握ったまま固まっている状態だ。初めてのことでこれは当然のことだろう。


●構成の実際……次は、原稿材料の調理方法だが、だれでも出来るやり方を記してみる。
つづく
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